山口県の上関原子力発電所計画が発表されたのは1982年のことだ。上関の原発予定地は、上関の集落から離れた無人の裏山の海岸に位置する。原発により最も影響を受けるのは、予定地の対岸4キロの離島、祝島に住む島民達だ。漁業を主に営む島民の9割以上は原発に反対している。国からおりる莫大な交付金の受け取りも拒否し続けているが、原発工事は今始まろうとしている。電気を限りなく使う都市に生きる私たちの電気を補うために、24時間電気を灯すコンビニもなく、自動販売機が1台しなかい、この離島に原発を押し付けるべきだろうか?島民は週1度の島内デモを28年間続け、同じ旗を降り続けている。その旗には「原発反対」と書かれ、塗られた日の丸はもう消えかかっていた。
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